かつらの髪の毛・毛質・素材について

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かつらの髪の毛・毛質・素材について

もっと知りたい!かつらの髪~人毛と人工毛~

  

かつらの毛が何でできているかご存じですか?かつらやウィッグに使われている毛は、人毛と人工毛でできているものがほとんどです。かつらの髪の毛が自然に見える秘密はずばり「毛」にあります!人毛は誰の毛を使っているのか?人工毛って何からできているの?そんな質問も多く聞かれますので、このページでは、かつら・ウィッグの髪の毛についてより詳しく迫ります。

 

まずはこちらの動画をご覧ください!

これはインクリーズヘアーのかつらです!とっても自然で、人間の頭から生えている毛と区別がつきませんよね。動画だけでは、この毛が何でできているかまではわからないと思うので、かつらの毛についてもっと詳しく見ていきましょう。

 


かつらに使われる人毛について
かつらに使われる人工毛について
かつらを作るときにオススメの毛は?
かつらの髪についてのまとめ

 

 

 

かつらに使われる人毛について

人毛は、名前の通り、人間の髪を使用して作られます。ただし、人体から切ったそのままの毛をかつらに使用することはできません。一般的にかつらに使用される人毛は、洗浄したのち、薬品処理にてキューティクルをはがす加工や表面を整える加工を行います。また、染色加工により、さまざまな髪の色やトーンを再現することが可能です。

 

レミー毛という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。レミー毛は人毛の中でも、高品質で、毛の表面のキューティクルがそろっており、毛髪全体が同じ方向にそろうことで自然な動きや見た目を維持します。手作業での選別や特殊な加工を必要としていることや、高品質な人毛が手に入りづらくなってきていることもあり、年々人毛の価値は上昇しています。

 

人種によって毛質には違いがあります。一般的には、アジア人の髪は直毛で硬い傾向があり、欧米人の髪はウェーブやカールがあることが多いです。中国人の毛である中国毛は広く一般的に使用されています。

人工毛と人毛の比較。人工毛はツヤがあり表面が均一。(写真の毛はINCでは扱っていません。)人毛は長さや太さ。色もばらつきがある。
人毛のメリット

かつらに人毛を使うメリットとしては、
①人の毛を使っているため見た目が自然
②色を染めたり、パーマをかけることができる
③耐熱で、ヘアアレンジができる

…などがあげられます。

人毛のデメリット

かつらに人毛を使うときに考えられるデメリットは、
①経年劣化による色の褪せや、傷んでくると絡みやすくなる
②素材自体が希少で、良質な人毛が入手しづらく、価格が高騰している

…などがあげられます。

 


人の毛は怖い、気持ち悪い、という声を耳にすることもありますが、かつらに使用される人毛は、専門業者によって適切に処理され、衛生的で安全なものです。インクリーズヘアーで扱う人毛は、衛生基準を厳密に守り、安全な製品を提供しています。人毛はかつらをとても自然に見せてくれます。現在、人工毛メインのかつらをお使いの方は一度人毛を使ったかつらも試してみませんか?

 

 

 

かつらに使われる人工毛について

一方、かつらの毛に使われる人工毛である化学繊維にもさまざまな種類があります。かつらで使われる化学繊維の種類と特徴を一部紹介します。

1. ポリエステル:耐熱性があり、軽い。形が崩れにくく、形状を維持することができる。光沢感が少々ある。

2. ナイロン:強度があり、伸縮性がある。光沢がありすぎる場合もある。

3. アクリル:軽量で暖かく、毛糸にも使用される。ただし、耐熱性が低い。

 

化学繊維は人毛に比べ、形状維持や、メンテナンスが簡単であるというメリットがありますが、やはりかつらのすべてを人工毛で作ってしまうと、均一すぎて人工的な感じになったり、静電気や摩擦による毛の縮れで見栄えに影響が出ることがあります。

 

パット見た感じ、似たような白髪のかつらですが…近くでよく見てみると
人工毛でも。太さや光沢感が変わるとこんなに違う!太くてツヤのない人工毛もあれば、細くて柔らかい人工毛もあります。

 

人工毛のメリット

かつらに人工毛を使うメリットとしては、
①洗う・乾かすなどのお手入れが簡単なこと
②かたちが崩れにくい(ヘアセットが持続する)
③人工物なので品質が安定している

…などがあげられます。

 

かつらに人工毛を使うデメリットとしては、
①静電気や摩擦に弱く、毛が縮れることがある。
②人工的な繊維のため、見た目の自然さが人毛に劣る
③パーマ液やカラー材は使用できない(効果がない)

…などがあげられます。

 


一言に人工毛といっても、さまざまな種類や太さの違いがあるので、特徴を知ったうえで、自分の髪質に合うものを選ぶのがおすすめです。もちろんインクリーズヘアーでは丁寧にカウンセリングを行い、自毛に合った毛質をご提案させていただきます。初めての方も安心してくださいね。

 

 

 

かつらを作るときのおすすめの毛は?

使用される方のご要望に合わせて割合は自由に変更ができますが、快適に使えるおすすめの毛質と割合もあります。インクリーズヘアーで活躍するカウンセラーにおすすめを聞いてみましょう。

佐藤

「一般的な製品であれば、人毛6割:人工毛4割を推奨しています。最新素材の人工毛であれば、人毛3割:人工毛7割でもセットが簡単で日々のお手入れが楽になるのでお勧めできます!
 人毛100%や人工毛100%で作ることもできますが、メリットも大きくなる半面、併せ持つデメリットも強く出てくるので、適切な判断が必要です。」

 

吉田

「人毛6割:人工毛4割を推奨しています。特殊装着の場合は、乾きの速さや軽さも重視して、人毛5割:人工毛5割で作成することもあります。あとはもちろん、使用される方の好みに合わせていきますので、いままで使っていたかつらのココが好きだった!いやだった!とか、過去お使いの製品から、最適な割合を考えます。」

 

本間

「人毛は自然ですが、人工毛を多少混ぜると扱いやすくなるので、人毛6割:人工毛4割や人毛7割:人工毛3割くらいでお勧めすることが多いです。他社の人毛100%のかつらの、毛の絡みに悩んでいる方がおり、インクリーズヘアーで作成する際には人工毛のミックスを提案しました。扱いやすくなった!と喜んでいただけました。」

 

  

 

かつらの毛も年々進化して、より人毛に近い素材の人工毛などがどんどん開発されています。人毛だからいい、人工毛だからダメ、などの決まりはなく、ご自身の生活や使い方に合った髪質と割合を選択することがおすすめです。インクリーズヘアーでは経験豊富なカウンセラーや技術者が、お客様のご希望や髪質に合わせ、最適な毛の質や割合をご提案いたします。

現在かつらをお使いの方で、お困りごとがあればインクリーズヘアーへご相談ください。毛質を変更することで、解決する可能性もあります。ご相談・お見積もりは無料です。ぜひインクリーズヘアーの無料相談をご利用ください。

 

  

 

 

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