汗に強い両面テープ選び|夏のかつら・ウィッグを快適に使う方法

梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏がやってきます。
 
夏場は汗や皮脂の影響で、普段は問題なく使えている両面テープでも固定力が落ちることがあります。しかし、体質や使用環境に合ったテープを選び、装着前の準備をしっかり行うことで、汗をかく季節でも快適にご使用いただけます。
 
気温が高くなり、外出や運動の機会が増えるこの季節。
かつら・ウィッグをご使用されている方からは、こんなお悩みをよく聞きます。
 
・汗をかくと両面テープが弱くなる気がする
・長時間つけているとズレや浮きが心配
・夏場は蒸れてベタつきが気になる
・どの両面テープを選べばいいのか分からない
 
実は、かつら・ウィッグの装着で使用する両面テープは、季節や使用環境、使用される方の体質によって「合う種類」が変わります。インクリーズヘアーでは、固定力・肌への優しさ・貼り替えやすさなど、それぞれ特徴の異なる両面テープを幅広く取り扱っています。
 
この記事では、汗をかきやすい季節に向けた、両面テープの選び方について説明します。

かつら・ウィッグ用テープは大きく2種類に分かれる

かつら・ウィッグの固定に使用される両面テープには様々な種類がありますが、大きく2種類に分かれます。
普段使いに適した固定力があまり強くない種類の両面テープと、強力に固定したい時に使用する強粘着タイプの両面テープの2種類です。
 
まずは一般的な両面テープの説明からはじめます。

かつら・ウィッグを毎日~数日毎に着け外しされる方は、固定力が強すぎない一般的な両面テープの使用者が多いです。
 
具体的な商品では「3Mテープ」が多くの方に使われている、かつら・ウィッグ使用者にとって最も一般的な両面テープになります。
3M社は皮膚用の両面テープ以外に、工業用テープやマスキングテープなど様々な用途のテープを製造販売していますが、かつら・ウィッグ業界で「3Mテープ」というと、この皮膚用両面テープを指すことが多いです。

かつら・ウィッグ用スリーエム両面テープ(商品写真)
(かつら・ウィッグ用)3M両面テープ-Yahoo!ショッピング

汗をかく季節や、激しいスポーツ、水に濡れるシチュエーションなどにおすすめなのは強力両面テープです。
インクリーズヘアーでは主に、海外製の強力な両面テープを扱っています。
LFSテープ、ウルトラホールド、デュオタック、プロフレックス、ノーシャインなど種類が豊富です。それぞれ特性が違うので、用途や体質(肌との相性により固定力が変わります)に合わせて選びます。

楽天市場 – 両面テープ カテゴリページ

LFSテープ(カツラ用両面テープ)
ウルトラホールド(カツラ用両面テープ)
デュオタック(カツラ用両面テープ)

それぞれの強力両面テープ特徴はこの記事の後半部分で詳しく説明します。

普段使いの3M皮膚用両面テープと、海外製の強力両面テープを紹介しましたが、実は中間的な特性をもつ両面テープもあります。

スーパーメディカルテープ(かつら・ウィッグ・医療用両面テープ)
スーパーメディカルテープ(かつら・ウィッグ・医療用テープ)

スーパーメディカルテープというこちら両面テープは医療用テープに求められる世界基準のISO10993に準拠した低アレルギー性の粘着剤を採用しています。人体に対しての安全性が担保されており、なおかつ固定力も海外製の強力両面テープ並みに高いという良いとこ取りの両面テープです。

いろんな両面テープを試しましょう

と、ここまでカツラ・ウィッグの装着に使える両面テープの種類について説明をしてきましたが、すべての人にとってズバリおすすめの両面テープをひとつに決めるのは、実は難しいです。
冒頭で述べたように、使用者の体質、使用環境、使用目的によって、両面テープの固定力、持続性、使い心地は大きく変わります。

そこで、両面テープ選びにお困りの方にぜひおすすめしたいのが、こちらの「両面テープお試しセット」です。

両面テープお試しセット(かつら・ウィッグ用)
両面テープお試しセット-楽天市場

この商品はインクリーズヘアーで取り扱っている主要な(カツラ・ウィッグ用)両面テープ7種類を各2枚ずつ封入したセットになります。
汗の量や皮脂の出方は人それぞれです。実際に使い比べることで、自分に最適なテープが見つかります。
 
「両面テープお試しセット」を使用する際はこちらの比較表を参考にしてください。

商品固定力剥がしやすさ
3M★★☆☆☆★★★★★
LFS★★★★★★★☆☆☆
ウルトラホールド★★★★★★★☆☆☆
デュオタック★★★★☆★★★★☆
ノーシャイン★★★★☆★★★☆☆
プロフレックスⅡ★★★★☆★★★☆☆
スーパーメディカル★★★★☆★★★★☆

海外製強力両面テープの特徴

3Mテープとスーパーメディカルテープの特徴は上記の通りです。
ここからは海外製の強力両面テープ、それぞれの特徴についてより詳しく説明します。

昔からある強力両面テープでLFS(エルエフエス)とはLace Front Support(レースフロントサポート)の頭文字をとった略称です。

その名の通り、もともとはレース状のネット素材(フレンチレース、スイスレースなど)を頭皮に固定するために開発されたカツラ・ウィッグ専用の両面テープです。レース素材は網目が粗く、粘着剤が接触する面積が少ないため、固定するには強い粘着力が必要になります。

粘着剤を板状に成型した、いわゆる基材なし(フィルムなどを挟まない)両面テープで、長期間装着していると、粘着成分が汗や皮脂と混ざり、より粘度が増すという特徴があります。

もともとはウルトラホールド(Ultra Hold)というアクリル系ボンド(粘着剤)があり、同じ成分の粘着剤を両面テープ型に成型したのが、こちらのウルトラホールドテープです。
 
かなり強力な固定力を持つ両面テープで、メーカー情報によると2~4週間以上の着けっぱなしも可能とされています。
 
数ある両面テープの中でも特に伸縮性に優れている両面テープです。カツラ・ウィッグや、頭の形に追従しやすいので、アールのきつい(平面ではない)部分にも固定しやすいです。

デュオタック(Duo-Tac)という名前の通り、表面と裏面でそれぞれ固定力が違う両面テープです。
固定力の強い面を頭皮側、固定力の弱い面をカツラの裏面(接着台)に貼り付けて使用するのがおすすめの使用方法です。
 
他のカツラ・ウィッグ用両面テープと比べると、やや厚み(クッション性)があるので髪の毛が残っている上からでもある程度固定が可能です。貼り替えの際に、かつら側へテープが残りにくいため、お手入れしやすい点も人気の理由です。
ただし、やや分厚いので生え際などを段差なく固定して自然に見せたい方は、薄めの両面テープと併用するのがおすすめです。

ノーシャインテープは表面がマット加工されているため、レースネット越しでも光を反射しにくく、生え際が自然に見えます。
フロントネット切りっぱなしタイプや、オールレースの部分カツラ(ツーぺ=toupee)に使用する用途の両面テープです。

NO-SHINE TAPE (20枚入り)- Yahoo!ショッピング

インクリーズヘアーでは短冊形(長方形)の両面テープを主に扱っていますが、こちらのノーシャイン(no-shine)テープは生え際用なので、緩いカーブ付きのタイプを販売しています。

インクリーズヘアーで扱っているカツラ・ウィッグ用両面テープの中で一番薄いのがプロフレックスⅡ(pro-flex2)テープです。「できるだけ自然に見せたい」「生え際の段差をなくしたい」という方に人気の高い両面テープです。 

低アレルギー素材を使用しており、日本国内の基準とは異なりますが、アメリカ基準で医療グレードの認定を受けている両面テープなので、敏感肌の方にもぜひ試していただきたい両面テープです。

テープ選びに迷っている方は下記の表を参考にしてください。
こんな方にはこの両面テープがオススメという切り口でもまとめてみました。

こんな方おすすめ
毎日取り外す3Mテープ
扱いやすさ重視デュオタック
汗をよくかくLFS・ウルトラホールド
自然さ重視プロフレックスⅡ・ノーシャイン
肌が弱いスーパーメディカル・3Mテープ・プロフレックスⅡ

自分に合うテープがまだ見つかっていないという方は、この記事で紹介した両面テープ、7種類を全部お試しいただける「両面テープお試しセット」をぜひご購入下さい。

最近のカツラ・ウィッグに使用される素材の中に、極薄スキン素材を使用しているものがあります。
「ナノスキン」という頭皮と馴染み生え際の境目がみえにくくなる素材ですが、とてもデリケートな素材なので強力両面テープで固定すると、両面テープを剥がす時にスキンが破れたり、強く引っ張られてよれてしまうリスクがあります。
「絶対に使ってはいけない」というわけではありませんが、スキン素材に強力両面テープを貼る際には注意が必要です。

装着前に気を付けるポイント

両面テープの特徴について説明をさせていただきましたが、強力両面テープを使っているのに「夏場、両面テープがつかない」「すぐにカツラが外れてしまう」という方に、ぜひ確認してほしいポイントがあります。

テープがつかない、すぐに剥がれてしまう一番の原因は頭皮から分泌される汗と脂です。接着する部分が汗で濡れていたり、脂が浮いていると、粘着成分を弾いてしまい上手く着かなかったり、一すぐに外れてしまったりします。

汗に強いテープを使っても、貼り方を間違えると十分な固定力は発揮できません。

特に重要なのが、

  • 頭皮の皮脂を落とす
  • 汗を拭き取る
  • ドライヤー(送風)で完全に乾かす

この3つです。

そこでおすすめなのが、こちらのF(フロント)シートです。

Fシート(フロントシート)- 楽天市場

アルコール成分を含むフェイシャルシートで、かつら・ウィッグの装着前に頭皮をしっかり拭いて、汗や皮脂を取り除けます。揮発性なので拭いた後もサッパリ、さらさらの状態に仕上がります。
かつら・ウィッグの接着面も同様です。汗や脂が染みこんだ状態では両面テープの固定力が弱まり、外れやズレの原因になります。装着前にFシートで拭いてサラッとした状態にしてから両面テープを貼るのがおすすめです。
 
これを使うのと使わないのとでは、両面テープを貼った時の、固定力や持続力が大きく変わります。

ワンシーズンに一度はプロのケアを

汗をかきやすい夏場のテープ選びと、両面テープ貼り替え時のポイントについて説明をさせていただきました。スポーツや旅行、温泉、サウナなど汗をかきやすいシーンでも今回紹介したテープ選びは役立ちます。
 
しかし、すべてのメンテナンスを自分ですることに難しさを感じているカツラ・ウィッグ使用者の方もいらっしゃると思います。
 
ワンシーズンに一度(もしくは半年に一度)は購入した店舗でのメンテナンスをおすすめします。例えば今回の記事に関連するメンテナンスとしてはいわゆる「油抜き」という特殊クリーニングがあります。定期的にメンテナンスをすることで、両面テープが着きやすい(または綺麗に剥がしやすい)状態を維持し、製品の寿命を延ばすことも可能です。
 
インクリーズヘアーのサロンでは…
・通常のクリーニングとヘアセット
・高温スチームによる毛流調整
・傷んだ人毛の集中ケア
・チリついた人工毛の矯正
・ウィッグの染め直し
・傷んだベースの応急処置

などのサービスが受けられます。
 
他社メーカー、多店舗でご購入の製品メンテナンスも可能ですので「購入した店舗がなくなってしまった」「お店が遠すぎて行きにくい」「通っているお店でメンテナンスを断られた」などでお困りの方も、ぜひ気軽にインクリーズヘアーへご相談ください。
 
「夏は一年の中でも、両面テープ選びがもっとも重要になる季節です。自分に合ったテープを選び、正しい貼り方を実践することで、汗をかく季節でも快適にかつら・ウィッグをご使用いただけます。テープ選びで迷った際は、ぜひお気軽にインクリーズヘアーへご相談ください。」

インクリーズヘアーのスタッフ写真

 インクリーズヘアーは東京(中野・赤羽)、大阪、名古屋、新横浜、福岡、札幌、千葉、埼玉の9拠点で営業しています。

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