こちらの記事ではインクリーズヘアーが自信をもっておすすめする新製品「MFF(エムエフエフ)」をご紹介させていただきます。
MFFをひとことで言うなら――
「従来型かつらの正統進化版」 と言えるウィッグです。
近年は極薄タイプのオーダーメイドかつらが人気を集めています。
極薄タイプは、従来型かつらに比べてベースがとても薄いため、
24時間着けっぱなしでもストレスを感じにくい
肌との段差が出にくく、少ない毛量でも自然に見える
通気性・通水性に優れ、入浴やスポーツも可能
比較的安価で買い替え計画が立てやすい
など、多くの利点があります。
しかし一方で、従来型かつらを長年使っている方からは、こんな声も届いています。
素材が薄すぎて頼りないと感じる
気軽に着脱できる従来の使い心地が好き
自分でスタイリングするのが難しく感じる
頻繁な買い替えより、気に入った1台を長く使いたい
こうした本音は、実際に使う方ならではのリアルな悩みです。
そこで開発されたのが、MFF(エムエフエフ)。
従来型かつらの“扱いやすさ・耐久性”と、極薄タイプの“自然さ・快適さ”を両立した、まさに良いとこ取りの新世代モデルです。
自然さ、快適さ、扱いやすさ、耐久性、どれも妥協しない
MFFは自然さ・快適さ・扱いやすさ・耐久性を高次元でバランスさせた、新世代バランス型オーダーメイドかつらです。
「そんな都合の良い製品が本当に実現可能なの?」
という声が聞こえてきそうですが、MFFの肝(きも)ともいえるインクリーズヘアー独自開発の特殊三層構造ネットがその絶妙なバランスを実現可能にしました。

まずは、現在主流になっている 従来型かつら と 極薄かつら の特徴をおさらいしておきましょう。MFFの良さを理解するためにも、両者の特徴を知っておくことが大切です。
■ 従来型かつらの特徴
従来型かつらは、大手メーカーを中心に長年にわたり多くの方に選ばれてきた定番モデルです。その特徴は何より 丈夫さと安定感 にあります。

・厚みのある硬いベース素材 で形が崩れにくい
・ベースを髪の毛で覆う必要があり、毛量は多めの設定
・大手メーカー開発の人工毛は、ヘアスタイルの再現性が高くセットがしやすい
・装着方法は 両面テープ・ストッパーなどの着脱式が中心
ただし、厚めのベースは通気性に劣り、蒸れやすく装着時のストレスを感じやすい。
また、毛量が多いため自毛が減ってくると自然に見せるバランスをとるのが難しいというデメリットもあります。
■極薄かつらの特徴
近年人気が高まっているのが、ベースが極限まで薄く設計された 極薄タイプのかつら です。

・極薄ベースの採用 で着け心地がソフト
・通気性・通水性に優れる ため蒸れにくく快適
・少ない毛量でも比較的自然に見える
・24時間自毛感覚で過ごせるが耐久性は低い
極薄ベースは薄い分 型が柔らかく安定しにくい といった側面もあります。
そのため、ストッパーなどの着脱式には不向き。
洗うと毛流がリセットされやすいので、セルフメンテナンスで上手に使うには自身でスタイリングする技術が必要になることもあります。
これらの特徴を理解しておくことで、MFFがどのような点で従来型や極薄タイプの“弱点”を補い、なおかつそれぞれの良さも取り入れた 進化版ウィッグであるのか をより深く実感できるようになります。
以下は従来型カツラ、極薄かつら、MFFを項目別に比較した図解チャートになります。

比較チャートをご覧いただくとわかる通り、従来型は『扱いやすさ』に優れ、極薄タイプは『軽さ・自然さ』が強みです。
MFFはそれらを均等に高めたバランス型であり、利便性・自然さ・耐久性の全てを追求したウィッグであることが特徴です。
ここからはMFFの素材や構造にクローズアップして説明していきます。
MFFの素材と構造について
冒頭でも簡単に紹介をしましたが、MFFの一番の特徴と言えるのが特殊三層構造ネットです。
MFFはインクリーズヘアー独自開発の0.06mmのマイクロフィルムネットをベースに、同じく極薄の30メッシュネットを二層重ねて三層構造に特殊加工することで成型します。これにより薄型タイプの快適さと従来型かつらの安定性の両立を実現しました。
この写真はMFFを裏返して撮影したものです。

ご覧の通り、目の細かい薄型ネットなのに、しっかりとアール(頭の膨らみ)が再現されています。素材としての安定性があるので、金具式のストッパーや両面テープによるご自身での着脱もカツラの髪の毛を内側に巻き込むことなく定位置に固定できます。つまり扱いやすいということです。

安定性の高い薄型ベースのメリットは他にもあります。
きめ細やかな肌色マイクロフィルムネットは毛の植え込み密度を少なくしても、自然に地肌が透けているように見えます。毛の根元の毛流も安定するので軽くブラシを入れるだけで髪の毛がふんわり自然に立ち上がります。

従来型カツラでは、人工皮膚がついている位置でしか分けることができず、人工皮膚とネットの境目を隠すために不自然に多い毛量になってしまいがちでしたが、MFFならこの通り!
また、極薄タイプでは、根元からふんわり見せるには毛流れを整えるスタイリング技術を要しますが、MFFなら、ブラシを軽く通すだけで毛流れが整い、風で揺れても崩れにくい“根元から立ち上がる自然さ”を保ちます。
生え際も自然なMFF
MFFが自然なポイントはネット部分だけではありません。
かつら利用者なら誰もが気になるポイント「生え際」の自然さも凄いんです!
まずはこちらのスキン素材(人工皮膜)による生え際をご覧ください。

スキン素材とネット素材のつなぎ目も丁寧に加工されているのでこんなに自然です。
スキン以外の仕様としては、従来型カツラで定番だった生え際の縁をぼかす仕様(裏植え・フロントネット植毛)や、自然な奥行きに見えるフロントネット切りっぱなし仕様も選択が可能です。

MFFは装着される方の自毛の状態や希望のヘアスタイル、毛量に合わせて生え際部分の仕様を選択可能です。
生え際部分の仕様につきましては詳しく説明している記事があるのでこちらの記事もあわせてご覧ください。→「かつらの生え際、バレる!?バレない!?」
高品質な人毛と3種類の人工毛をブレンド
髪質についても説明させていただきます。
インクリーズヘアーではMFFに限らず、特別なご要望がないお客様へは、まずは人毛と耐熱人工毛のブレンをおすすめしています。
人毛と人工毛の違についてまとめたページもあるのでご興味をお持ちいただいたかたは是非ご覧ください。

髪の毛は人毛、そしてそれぞれ特徴の違う3種類の人工毛から選択が可能です。
【高品質な人毛】天然人毛を薬品処理により増毛製品用に加工
【3種類の人工毛】※どの種類も耐熱性能あり
・標準的な人工毛でほど良い反発性があるので自然なヘアスタイルを再現しやすい
・太くて硬いコシのある人工毛、髪質がしっかりしている人向けの毛髪
・タンパク質を混ぜ込んだ、より人毛に近い人工毛、不自然な光沢がない
これらの髪質の違う複数素材を組み合わせてブレンド可能です。
お客様ご自身の髪質に合わせられるので、カツラの髪の毛と自毛が良く馴染みます。
職人技が映える「総手植えによる自然な毛流れ」
髪の毛の種類の話をしたのでこのまま植毛方法についての説明をします。
MFFのオーダーメイド製品はインクリーズヘアーの提携工場の中でもハイグレード製品のみを専門的に製作する特別な工場が担当しています。
熟練の職人の手による神業的な植毛技術により、見た目だけでなく手触りまでもが本物のように仕上がります。

髪質、髪色、毛流、白髪の割合、植え込み密度もお客様に合わせて部位ごとに細かい設計が可能です。

白髪を多めに入れて毛量が少ないスタイルに仕上げることも、コシのある髪の毛で溌溂とした若々しいスタイルに仕上げることも可能です。

最終的なヘアスタイルへの仕上げは、理容師、美容師の国家資格を取得しているインクリーズヘアーのスタイリストが責任をもって担当させていただきます。
MFFはこんな人にオススメの増毛製品です
ここまで「従来型カツラの進化版MFFの特徴」について書きましたが、
実際にどんな方にオススメの増毛製品なのかご案内します。
■ MFFはこんな方におすすめ!
従来型から買い替えを検討中の方
妥協せずに高品質のものを使いたい方
良いものを大事に、長く使いたい方
着けっぱなしの装着ではなく自分で着脱したい方
毎日づかいではなく休日やイベントでの使用が中心の方
ひとつでも当てはまった方は、MFFがおすすめです。
まずはインクリーズヘアーで、
MFFの実物サンプル
三層構造ネットの薄さと安定性
生え際の自然さ
髪質・質感・植毛の精度
を直接ご確認ください。
インクリーズヘアーでは相談・ご試着共に無料で承っております。
では、最後にMFFの特徴をまとめた動画をご覧いただきこちらの記事ページをおさらいしましょう。
※再生すると音声が流れるのでご注意ください

インクリーズヘアーは東京(中野・赤羽)、大阪、名古屋、新横浜、福岡、札幌、千葉の8拠点で営業しています。






